ヨーガンレールの社員食堂

 何が楽しみかって?食べることしかないじゃない。これが、わがナラティブホームの日常会話。そこにポンと出されたのが「ヨーガンレールの社員食堂」(PHP出版)という1冊。ヨーガンレールというのはファッションデザイナーの名前で、わかる人にはすぐにわかる人気デザイナー。彼女が社員食堂といいつつ、自分のために作った天井は高く、白い壁に太陽の光がふりそそぐ別天地の食堂だ。「私は怠け者だから、毎日の食事の事を考えるのは苦手です。けれどへんなものは嫌だから、身体に良いものを、そしてそれがおいしいと感じられるものならば良いと思っています」と、会社の中で一番環境のいい場所に作った。本には1年間の昼食、216日間の料理が写真に素材名を付けて掲載されている。見るだけでも楽しい。

 実は「ものがたりの郷」に入居されている人たちの食事が悩みの種となっている。食事提供は別の会社に依頼しなければならない仕組みになっているのだが、これだけの小人数ではコストが最大のネックだ。朝400円、昼500円、夜600円というのがどこの食堂でも常識だが、これをどう超えるのかだ。難問である。最後の晩餐ではないが、心から「ああ、おいしい」という声を聞きたいというのが願いとなっている。

 誰かポンと出してくれないかね!と、いつもの他力本願のため息で終わってしまうのが、ここの常でもある。

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